テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」が１１日放送され、コメンテーターを務める同局の玉川徹氏が、「菅政権は危機対応能力が全然ない！」と批判した。

　番組では、この日開催される政府のコロナ対策分科会で、都道府県の首長が、「ステージ３」の判断をすることで、大きな責任を負わされ、迅速な意思決定が行えない状況を憂慮し、「ステージ３」を『感染が高止まりしている地域』などさらに３つに分類する方針であることなどを特集した。

　玉川氏は「責任の所在も…なすり合いやめましょうよ、もうね。知事さんが（判断を）出しにくい、っていうなら、国の責任で出せばいいじゃないですか、全て、国の責任で！」と語気を強めて発言。「だってお金持ってるのは国なんだから。感染対策十分にやりたいったって、自治体は借金できないわけです、予算の裏付けがないと効果的な対策できません。判断だけ（知事らが）やってくれ、っていう国の姿勢があまりにも無責任」と予算を捻出せず、判断の責任を首長に“追わせる”として、政府の対応を批判した。

　菅政権に当初は「期待していた」という玉川氏は、「安倍政権の時から危機対応力のなさにガッカリしていて。菅政権になって、多少マシになるかな、と思ったら、全然危機対応能力がないですね。ここまでいたら言っていいと思う、（木来た応力）ない！」とバッサリ斬った。

デイリー
2020.12.11
https://www.daily.co.jp/gossip/2020/12/11/0013930958.shtml