先週金曜日、泉崎村の神社でキツネの石像を壊したなどとして、韓国籍の男が逮捕された。
＊墓地の関係者は
「軽いのは持ち上げて倒したり投げたりしている。重いのは力任せに倒して」
頭の部分が破壊され、無残な姿となった地蔵。
先週、中通りを中心に各地で同様の被害が相次いだ。
＊墓地の関係者は
「どういう気持ちでこういうことをするのかわからない。かわいそうだね」
警察によると須賀川市と郡山市、そして県南地方などを合わせ、被害総数は２２か所、１３０点以上にのぼっている。
警察が器物損壊事件として調べを進める中、先週、大きな動きが。

＊記者リポート
「神社においてあったキツネが、このように首が折られています」
泉崎村の神社でキツネの石像２体などを壊した疑いで、韓国籍のチョン・スンホ容疑者が逮捕された。
付近の寺などでも石像が壊される被害が確認されていたため、警察官が警戒していた所、４キロほど離れた場所で、国道を一人で歩くチョン容疑者を発見。
警察官の問いかけに「キツネを壊した」と供述したため、その後、逮捕した。
警察によるとチョン容疑者は旅行ビザで先月来日し、背負っていたリュックからは鉄パイプが見つかった。
また、所持金は数百円ほどしかなかったという。
ゴジてれＣｈｕ！は、白河市内でチョン容疑者と姿が似ている不審な男を目撃したという女性から話を聞くことが出来た。

＊不審な男性を目撃した女性は
「ここを通るのを往復見た。（黒い）ジャンパーとリュックも同じような色だった。最近事件が起きているから、ああいう人がやるのかなと感じた」
気になるのは、各地で相次いでいた被害との関連性。
警察の調べにチョン容疑者は、逮捕容疑は認めているものの、「他の事件はやっていない」と、相次ぐ事件への関与は否定しているという。
また「原発を見るために福島にやってきた」と、不可解な供述をしているというチョン容疑者。
警察が、足取りや犯行の動機などを詳しく調べている。




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